ご挨拶

本学園は“愛のある教育”という教育の原点を求め、個人にあっては心の原点に立ち返ることを教育理念として、“誠実・明朗” 「真心のある明るい元気な子」に育ってほしいとする総ての親の願いに応える教育を目標としています。
 この理念・目標が凝集したところに学園としての建学の精神があります。
 私どもは、和歌山の地で教育の場を開くにあたり、建学の精神のもとに「もっている能力の最大開発」と「宗教的情操に基づく躾教育」の二点を、特に徹底すべく具体的目標と致しました。ともすると青少年を甘やかし、寛大を装うことが民主教育の最善の姿だと錯覚しがちな社会風潮に染まることなく、勉強に、思索に、運動に自己を試し、その能力を最大限伸ばし、生徒の望みうる最高の大学で研鑽することが出来る素地を、今の時期に養っておかなければなりません。

わが国は今、あらゆる面において多様な要求と変革に直面しています。
 斯かる時代に望まれるのは、未来を創造していく高い理想と、それを実現するための叡智でありましょう。
 それらを備えた人間を育成するために発足したのがこの学園です。
また、人々が豊かで喜びのある生活を送れる社会をつくるには、心の成熟が必要です。そのためには宗教的情操を養い、もろもろの恩に感謝の誠を捧げ、「相互礼拝・相互扶助」の精神を養う場を与えなければなりません。
 その中でこそ、知性豊かで誠実な人間が育成されるものと確信します。智辯学園は、教育理念に賛同する生徒・保護者そして教師が一体となって教育を創造するための学園です。創立以来三十有余年の歳月を経て、独自の教育内容と成果は広く評価を受けるまでになりました。
 この実績を背景に、私学のよさを発揮し自信をもって真のエリート教育を徹底していきたいと願っています。