みらい型リーダーの育成
子どもたちが将来、周りの人を惹きつける中心的な存在、つまり“リーダー”として、社会で大いに活躍してほしいと願っています。



主体性・協働性・創造性を育てる主軸となる独自教科“College time”
奈良カレッジの校舎に隣接した里山を活用しながら、“未来志向の問題解決型学習”を6年間通じて行います。
里山プロジェクト
奈良カレッジは、金剛生駒紀泉国定公園内という恵まれた環境に立地しています。豊かな自然を活かし、栽培活動、環境保全の活動を行います。その中で問題解決型学習に取り組み、主体性・協働性・創造性を育みます。



里山プロジェクトを通して身につく力
問題解決に向け考え行動する力
児童自ら、作物をどのように育てたいかを栽培する前に決めます。同じ目標を持つ児童が集まり、作物の育て方を話し合います。行動に移してみて、場面ごとに振り返り、より良く育てるための改善策を考えます。栽培活動を通して、児童は問題解決の力を身につけることができます。
自然の恵みや食を支える人々に感謝する心
「一滴の水にも天地の恵みがこもっております。一粒の米にも万人の力が加わっております。感謝の心でいただきましょう。」これは、本校児童が食事の前に唱える言葉です。栽培活動を通して、命のつながりを実感し、感謝する心を育みます。
自然に親しみ自然を愛する心
児童たちは休み時間に自由に田畑や森に遊びに行くことができます。授業の中では、昆虫や植物の観察、図工作品の材料集め、里山を題材にした俳句作りなどを行い、児童たちが自然と関わる時間を多くとっています。自然を愛おしむ心が醸成されます。
児童コメント
College timeでは里山の畑や田んぼ、森でよく活動をしています。その活動の中で1番記憶に残っているのは、4年生のときの稲作です。
色々な作業の中でも最も大変だったのは脱穀でした。お米を稲穂から取り外さないといけなかったのですが、学校に脱穀機があるわけではありません。
そこで、友達同士で色々な方法を調べ、話し合いを行いました。当時、私は学年会の司会進行をしていましたが、いろいろな意見の中から、わりばしで稲穂をはさんでお米の粒を取ることになりました。
ところが、収穫したお米の量が多く、わりばしを押さえるのに相当の力が必要な作業だったため、予想より大変な思いをしました。それでもみんなと協力して、最後までやり遂げることができました。
みんなで苦労して育てたお米は、とてもおいしかったのを覚えています。芽出しから精米までを自分で体験することによって、毎日当たり前のように食べているお米を育てている農家さんの苦労や努力がよく分かりました。

生きる力を学ぶ多様な体験
本物に触れる体験は、大人になって社会に出るときの大きな力となります。出前授業、社会見学、宿泊行事などを通して、様々な体験をする機会や、社会で実際に活躍している人たちの話を聞く機会を多く持ちます。
出前授業

税理士さん・ぶどう農家さん、海の生き物の専門家など様々な分野で活躍されている方を校外から講師として招き、実際の仕事について学びます。
工夫された授業展開

日々の授業では、実感を伴った理解を目指し、試行・実験・観察など様々な活動を取り入れています。
社会見学

社会的な視野を広げるため、校外に出向き、働いている人の話を直接聞いたり、体験したりします。
1年生からの宿泊行事

1・2年生
国立曽爾青少年自然の家

3・4年生
神戸市立自然の家「そうぞうのすみか」

5・6年生
京都府立青少年海洋センターマリーンピア
児童コメント
6年生の臨海学校で野外炊事をしたときのことが特に思い出に残っています。
野外炊事では、班ごとにカレーライスを作りました。私は野菜を切る係をしており、5年生の仲間と一緒に全ての野菜を切り終えました。その後かまどのところに行くと、かまど係の友達がなかなか火がつかないと困っていました。
そこで、私も含め班のみんなで話し合ったり、上手く火をつけることができた班のやり方を参考にしたりして、木を組みなおし、ようやく火をつけることができました。
できたカレーライスは、お米はふっくらとやわらかく、カレーの味も抜群で、お腹がいっぱいになるまで食べました。
自分の役割を果たすだけでなく、仲間を思いやり協力することで、一人ではできなかったことができるようになるということを実感しました。
これからの生活の中でも、仲間との絆を大切にしながら活動を進めていきたいと思っています。

国際人を育てる学び
国際的に活躍できるリーダーとしての資質を高めるため、実践的な英会話の力を身につけるとともに、異文化への理解を促す学習を進めます。
1年生からの英会話

小学部の英会話プログラムは、早い時期からコミュニケーションに重点を置き、1年生から週2コマ実施しています。ICTも活用しながら、低学年は歌やゲームなどを通して、ネイティブの先生と一緒に英語に慣れ親しみます。
レッドランズカレッジとのオンライン交流会

オーストラリアのブリスベンにある本校の姉妹校、レッドランズカレッジの日本語を専攻している生徒と、オンラインで交流しています。日頃学習してきた英単語やフレーズを使って、ネイティブスピーカーとの会話を楽しみます。
オーストラリア修学旅行

6年間学んだ英会話学習と宿泊行事の集大成として、国際理解を深め、集団生活の中で仲間との絆を強めることを目的に、4泊5日(令和6年度実績)を過ごします。
児童コメント
私たち小学部では、1年生からEタイムの授業があり、ネイティブの先生と一緒に、会話やゲーム、ダンスを楽しみながら、英語に親しんでいます。
高学年になると、オーストラリアにある姉妹校レッドランズカレッジとオンラインで交流し、趣味や好きなことなどを英語で伝え合います。相手の話が聞き取れたときには、世界との距離がぐっと近くなったように感じました。英語を勉強することで人との繋がりが広がることを実感し、わくわくしました。
オーストラリアの修学旅行でも、これまでの学びを生かしてオーストラリアの人たちと積極的に交流し、新しい出会いや発見を大切にしたいと思っています。


