3月4日に出発した高校1年生アメリカ短期留学の現地からの便りを、これから数回に渡り皆さまにご紹介します!
学年末考査を終えたばかりの慌ただしさの中、3月4日、本年度のアメリカ短期留学が始まりました。7月の募集開始以来、さまざまな準備を重ねての出発です。アメリカによるイラン攻撃の影響もあってか、空港のセキュリティチェックはいつもより厳しかったように感じられました。16時間の時差をさかのぼり、コロラド州デンバーのトーマス・ジェファーソン高校(Thomas Jefferson High School)に到着したときには、出発からほぼ1日が経過していました。

コロラド州デンバーと聞いて、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。私たちが事前に調べていたのは、次のような情報でした。アメリカ中西部に位置する、ほぼ長方形の州で、州名は「赤い色(Color Red)」に由来し、愛称は「センテニアル・ステート(建国100周年の州)」。面積は日本の約70%、人口は約570万人(兵庫県は約540万人)。デンバーは州都であり、標高1,609メートルに位置する「マイル・ハイ・シティ」として知られています。寒暖差が大きく、気候は変化に富んでおり、多民族国家アメリカの例に漏れず、スペイン語話者の割合が高い
――これらはすべて、事前に得た机上の情報にすぎませんでした。しかし、空港の建物を出た瞬間に感じた空気は、確かに日本とは異なるものでした。

私たちは、実際にその地に立ったのです。ネットで世界がつながっている現代では、画面から得た情報だけで、あたかもすべてを理解したかのように感じてしまいがちです。文字や数字として整理された情報を、実感を伴って捉える機会は決して多くありません。しかし、仮想と現実はまったく別のものです。手間と時間をかけて実際にその場を訪れ、自分の感覚で体験すること――それこそが、このプログラムの本当の目的なのだと実感しています。






