11/22(金)に、本校卒業生で現在JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究開発部門で活躍されている、佐々木 貴広さんによる講演会が行われました。佐々木さんは、IAF(国際宇宙航行連盟)が宇宙業界に貢献した35歳以下の若手を表彰するYoung Space Leaders2024に選ばれた研究者です。

講演では、本校での中高6年間の学園生活や大学・大学院の研究生活を振り返り、自分の夢に近づく分岐点や好きなことを持ち続けること、人との出会いを大切にすることなどを生徒に分かりやすく伝えて下さいました。また、「自分は若手として表彰を受けたが、まだ何も成し遂げていないので、これから頑張れと言われたようなものです」という言葉が、この先を目指す研究者らしく印象的でした。佐々木さん、母校の後輩へのお話をありがとうございました。 以下は、中学生・高校生の感想の一部です。

・佐々木さんの前向きな考え方が凄いなぁと思って、講演中、一言も佐々木さんは出来ないかもしれない。と言っていなくて、やってみたい!などというポジティブな言葉を使っていました。このような言葉を使う事で凄いことを成し遂げて来たんだと感じました。大学についても知ることが出来て、大学に行くことが楽しみになりました。

・佐々木さんが中高生時代、大学生時代、大学院生時代、社会人時代に分けて、それぞれ詳しく話してもらい、特に私は「少しでも興味のあるものにチャレンジする」という言葉に強く心を惹かれ、これからの学校生活でたくさんチャレンジしていきたいと思いました。また、佐々木さんがカンボジアで「NASAに行く」と言い、それを実行したことに私は、ぼんやりとした夢は口に出すことで言霊のようになり、夢を実現することができるのだと感じました。

・今現在に至るまでを高校(智辯生のとき)から順を追って紹介していて、私たちにはわからないような専門用語は簡潔にまとめてわかりやすく説明してくれたのでとてもわかりやすかったです。少しずつでもいいから自分で考えて行動したり、したいことをするために調べることは大事だと再認識することができました。

・同じ学校から出て、色々なことに挑戦したり、成功したりされているのを聞いて、自分も一つの小さな事柄から視野を増やして、色々な世界を見てみたいと思いました。私は、「やりたいこと」があるので、その目標を明確にして、これから起こる、ターニングポイントを見逃さずに、節目節目でやりたいことを増やしていきたいと思いました。

・先生の今までの人生を4分割してお話ししてくださり、とても分かりやすくて、面白かったです。特に面白かったのは、海外留学のお話で私も智辯学園からコロラド州デンバーに短期留学させていただいた経験があり、ホストファザーがコロラド大学ボルダー校出身であったので、ほんの少しだけ、親近感が湧きました。大学の教科書にのっている教授に直接お会いすることができ、また、その教授の大学に留学できることはとてつもなく、嬉しかったことだと思います。私も大学在学中に海外留学をしたいと思っているので、参考にさせていただきたいと思いました。素敵な講演をありがとうございました!

・佐々木先生の行動力や考え方にとても感動しました。「やりたいことがないとやりたいことが出来ない」という言葉を覚えておきます。

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