
アメリカ短期留学プログラムがスタートし、私たちは現在、コロラド州デンバーにあるトマス・ジェファーソン高校に来ています。デンバーはアメリカ合衆国のちょうど中程に位置する、南北にロッキー山脈がそびえ立つ美しい街です。この学校の学生たちはとてもフレンドリーで、第二言語として日本語を学んでいる学生もたくさんいます。智辯学園の生徒も毎日、日本語の授業に参加し、現地の学生たちと交流しています。
全校生徒数、約1,300名のこの公立高校には、英語を母語としない生徒たちが約4割在籍しています。そのため、本校生徒を受け入れてくださっているジャクソン先生もご自身の日本語の授業では、一方の生徒には英語で、他方の生徒にはスペイン語で、日本語の文法を説明しています。また、他の授業でも、黒板のモニターに、教員が話した会話内容を、AIを用いてアラビア語に翻訳したものを投影して授業を行っていました。
アメリカの生徒の中には、アドバンスト・プレイスメント(AP: Advanced Placement)と言って、高校生のうちに、大学の単位を取得しておこうと頑張っている生徒もいます。日本の大学は、どれだけ単位を取得しようとも大学の学費は一律ですが、アメリカは単位ごとに学費を払わなければなりません。よって、学費が無料の高校生のうちに、大学で取得しなければならない単位のうち、いくらかでも取得して、大学での学費を抑えようとしているのです。そのため、大学の教授がZOOMを用いて高校生に授業をしていました。
今後も生徒たちの様子をアップしていきますので、本校インスタグラムと合わせてご覧ください。