本日は修学旅行四日目、最終日を迎えました。本日は、ポートタワーと海洋博物館を見学し、ハーバーランドでランチクルーズを行いました。

ポートタワーに到着すると、昨晩バスの車窓からライトアップが見えていたタワーの実際の大きさと形状の美しさを口々に語る生徒たち。世界的にも珍しい優美な2次曲線断面を持つ「つづみ型」のデザインは、1963年の開業以来、神戸のシンボルとして人々に愛されています。生徒たちは、展望デッキから見下ろす神戸の街並みに感動していました。
 

海洋博物館は、1987年、「神戸開港120年」を記念して開館しました。こちらでは、千数百年の昔から天然の良港として栄え、中国大陸や朝鮮半島との交易の窓口として、また瀬戸内の海の要衝として、歴史上重要な役割を果たして来た「神戸」の歴史、海・船・港の過去・現在・未来を学ぶことができました。今回の旅も終盤に近付いてきたところで、自分たちの旅を展示物を通して振り返ると共に、歴史の重みを改めて実感することができました。
 

併設のカワサキワールドは、神戸の地で生まれ、120年以上の歴史を持つ川崎重工グループの企業ミュージアムで、船舶、鉄道車両、車両、航空機、モーターサイクルなどの展示がありました。展示物に実際に触れることもでき、生徒たちは童心に返り、楽しんでいました。
 

そしていよいよお待ちかねのランチクルーズです。モザイク大観覧車が目印の神戸ハーバーランドから乗船しました。先ほど見学したポートタワーや海洋博物館、また、メリケンパークオリエンタルホテルが並ぶ神戸の代表的な風景を眺めながら、海洋へと旅立ちました。メニューは、豪華なランチコースです。プロによるピアノとバイオリンの生演奏を聴きながら少し背伸びをして優雅に味わいました。
 

本日で、3泊4日の全日程が終了致しました。生徒たちは、それぞれ家路につき、旅の思い出を語ってくれていることと思います。今回の修学旅行で、5年間、2年間での成長が垣間見られ、いつもにも増して頼もしさを感じさせてくれた生徒たち。この旅行をこれからの学園生活の糧にすると共に家族への感謝の気持ちを忘れずに頑張っていって欲しいと思います。これから本格的な受験勉強へのシフトの時期にもなります。心に残る良い思い出の数々が生徒たちの活力になることを願っています。

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