日本赤十字社和歌山医療センターから助産師である上田倫子先生と和田佐紀子先生を講師としてお招きし、参観授業として6年生に対し「いのちの授業」をしていただきました。

 

最初は、保護者も児童も隣の人と手をつなぐことから授業は始まり、「皆さんは、いのちとはどのようなことだと思いますか?」と上田先生がみんなに問いかけました。

その後、妊娠や出産について写真やお話を通して学びました。実際に出産するシーンのDVDを観る児童の表情は真剣そのものでした。

次に、体験学習がありました。心臓の音を聞いたり、妊婦体験や赤ちゃん抱っこ体験を行ったりする中で、児童からは「出産ってこんなに大変なんだ」と驚くとともに、「一生懸命産んでくれたので、いのちを大切にして生活しよう」と命の大切さに気づくことができました。

そして、最後に隣の人ともう一度手をつないで、いのちを感じながら授業は終わりました。

 

授業を終えた感想では、「1回目に手をつなぐと、恥ずかしくて戸惑ったけど、授業の最後にもう一度つなぐと、命のあたたかさを感じた。」という児童や、「寝る前に子どもから、産んでくれてありがとう!と言われ、思わず生まれてきてくれてありがとうと言いました。」という保護者の声が届きました。授業を受け、自分が大切な存在だと再認識できたことと思います。同じように相手も大切な存在だと感じることができたようです。

 

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