5月の感謝祭は、古墳塚へ参拝に行きました。
参拝前に、宗教科の教員が
「古墳塚ってどんなところ?」
と聞くと、子どもたちからは、
「神様がいるところ」「昔の偉い人のお墓」「魂や仏様が集まる場所」
という答えが返ってきました。
「自分に一番近い神様や仏様はどこにいるのか。」
それは、自分の心の中にいるといわれています。
世界遺産高野山を開創した弘法大師空海は、仏の御教えは心の中にあるもので、遥か遠くにあるものではないと弟子たちに伝えています。また、辯天宗宗祖智辯尊女も、人はみな仏心をもっていると説きます。
子どもたちは、古墳塚に参拝し、自分の心の内にある神様や仏様と、学校を守っている神様、仏様とを一体にして読経しました。その表情はとても引き締まっていて、学校生活を一生懸命頑張ろうというやる気に満ちていました。