10月15日(木)
4年生の社会見学は、環境教育として、田辺市の天神崎で海の生き物の観察をしました。
天神崎は、地域の方々がナショナルトラスト運動で、海と山の自然を守り続けてきた場所です。
前日に事前学習として、「天神崎の自然を大切にする会」の藤五和久先生を学校にお招きして、“ナショナルトラスト運動”の歴史や田辺湾に生息する生き物について、写真を交えながら事前授業をしていただきました。子どもたちは藤五先生のお話に、一生懸命に耳を傾け、メモをとっていました。
当日は天候にも恵まれ、絶好の磯観察日和でした。最初はこわごわ水に入っていましたが、慣れてくるとじゃぶじゃぶと水に入り、網を水に突っ込んでニセクロナマコやウニ、ウメボシイソギンチャクなど事前授業で教えていただいた生き物たちを次々と見つけました。
「見てみて!」と見つけた生き物たちを友達同士で見せ合いながら、「生き物をたくさんつかまえた!」「ナマコがぬるぬるしていてびっくりした!」など、子どもたちは終始大興奮の様子でした。
お昼は公園で青空の中、お弁当を食べて、元気いっぱいに遊びました。久しぶりの校外学習だったので、全員が心から楽しんでいました。
感想文には、「あんなにたくさんの生き物がいる天神崎をこれからも大切に守ってほしいです。」「自分でもできる自然保護をしたいです。」と、自然と共生する大切さを学べたようです。