一学期に植えたサツマイモの収穫をしました。天候にも恵まれ温かい日差しに包まれた中での芋掘りでした。まずは、うねを覆うつるや、葉っぱを引っ張って抜き、次に土を掘りました。土の中からサツマイモがひょっこりと顔を出した瞬間、子どもたちはみんな大興奮でした。サツマイモは予想以上に立派に育っていました。子どもたちは汗だくになりながら、一生懸命に土を掘っていました。しかし、その表情はとても活き活きして輝いていました。
泥だらけになった子どもたちは、
「感謝して食べやなあかんな。」
「おいも掘るのってこんなにしんどいんや。農家の人、大変やなあ。」
と、言っていました。
子どもたちは、みんなでサツマイモを育て、苦労して収穫した経験から、食事作法の「感謝の心でいただきましょう。」という言葉の意味を、肌で、そして心で感じ取っていたようです。