6月17・18日と、4年生の臨海学校が行われました。
コロナ禍の影響で、宿泊を伴っての臨海学校は3年ぶりです。
4年生は1年生の時以来で、出発前からみんなとても楽しみにしていました。
1日目。
出発前に校長先生から、色んな場所でしっかり「観」ようというお話をしていただきました。
まずは田辺のスポーツパークへ。
午前中は、天神崎の自然を大切にする会の先生から、天神崎について教えていただきました。
磯観察で見られる生き物の名前や、ナショナルトラスト運動についてなど、子どもたちはたくさんメモをとりながら聞いていました。
いろんな生き物に出会える天神崎、お話を受け、午後からの活動がもっと楽しみになったようです。
お弁当を食べた後は、いよいよ天神崎へ。
写真で見た光景が目の前に広がり、歓声が上がりました。
班ごとにわかれて磯観察。網やバケツ、ピンセットを持って探索に。
魚や貝、海藻や珊瑚、カニなどいろんな生き物を見つけました。
私たちもこの美しい自然をこれからも大切にしていきたいです。
スポーツパークに戻ってからは入浴、夕食。
友達とワイワイおしゃべりすることはできませんが、臨海学校が開催できたことに感謝し、
決められたルールの中で、しっかりと過ごすことができました。
部屋では班長を中心に全員がそれぞれに役割を持って協力しました。
一人一人が自分の仕事に責任を持って取り組む姿がたくさん見られ、成長を感じることができました。
夜は体育館でのレクリエーションとナイトハイキング。
残念ながら雲が多く、星空の観察はできませんでしたが、
友達と一緒に夜道を歩いたのも良い思い出になったようです。
夜の集いでは一日の振り返り。
元気の良い挨拶や係活動、磯での観察の積極性など、たくさん褒めていただいた一方で、
自分たちの課題もたくさん見えた1日目となりました。
しっかりと振り返り、2日目に繋げようと約束をして就寝。
目一杯の活動の中、無事Ⅰ日目を終えることができました。
雨の音で目が覚めた2日目。
あいにくのお天気でしたが、「合羽を着れば大丈夫!」と子どもたちは朝から元気いっぱいです。
午前中の行程は1組、2組が分かれての活動です。
北吉田蓮の里でハスの花の観察。
御坊市にある堀川屋野村さんで、醤油蔵の見学。
日本一短い私鉄として知られる紀州鉄道に乗車。2.7kmの旅。
お昼ご飯で合流して、午後からは道成寺へ。
国宝の千手観音像の前で、子どもたちは自然を手を合わせていました。
安珍清姫の絵解き説法はとても面白く、みんな目を輝かせていました。
和歌山の魅力を満喫する、とても濃い2日間。
この臨海学校で学んだことを、これからの学校生活に活かせていきます!