6月10日(土)授業参観を行いました。ご来校いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。6年生では、日本赤十字社和歌山医療センターから講師(助産師)の先生をお招きし、「いのちの授業」をしました。
授業では、講師の先生が繰り返し、「自分のいのちが大切だと思うことができれば、他の人のいのちも大切に思える」ことを語ってくださいました。会場全体が温かい幸せな雰囲気に包まれ、参加者全員の『いのちへの感謝』の気持ちが高まった、とても素敵な授業でした。
授業は、「隣にいる人と手をつなぎましょう」という先生の声かけから始まりました。突然のことで、保護者や子どもたちは、まだ戸惑いや恥ずかしさがあったようです。
次に、病院で出産しているシーンをDVDで視聴し、体験学習をしました。児童の顔つきは真剣そのものです。保護者の方々は当時のことを思い出したのか、ハンカチで涙を拭いながらご覧になっていました。
最後に、もう一度、隣の人と手をつないだところで授業が終了しました。「最初よりもあたたかかい」という声が上がり、いのちの温もりを改めて感じられたようです。
☆☆ 体験学習の様子 ☆☆
胎児と自分たちの心音を聞き比べました。 |
妊婦さん体験。 「床に落ちたボールペンを 拾うのが大変でした。」 |
3kgの赤ちゃんを抱っこ。 |
☆☆ 授業後のアンケート ☆☆
児童より
「自分のいのちは大切で、今生きていることが奇跡だということがわかりました。」
「今生きている時間を大切にします。」
「今思うことは、家族や友達に感謝の気持ちしかない。」
保護者より
「今生きていることに感謝、生かされていることに感謝、周りの人に感謝、改めていのちの尊さが身にしみました。」
「難しい年ごろで、幼児期とは違う子育ての悩みや不安もある時期に、出産当時を振り返り、ただ健康に産まれてきてくれたことだけに感謝した頃を思い出させてくれました。」
「子どもたちも楽しそうに講義を受けている姿を見て、とても嬉しかったです。本当に素敵な授業をありがとうございました。」